男子バスケットボール・Bリーグ王者を決めるチャンピオンシップ(CS)を昨年に続きベスト4で終えた川崎ブレイブサンダース。ホームの川崎市とどろきアリーナで6月4日、感染対策のもとファン感謝祭を開催し、1700人の参加者と交流を深めた。
メインイベントでは選手やコーチらが2チームに分かれて、フライパンやスリッパで行う「変わり種ラケット卓球」や「目隠しフリースロー対決」など6種目で対戦。試合では見せない選手らの姿に、会場は笑いと拍手で盛り上がった。終盤には今季限りで退団する綱井勇介選手、パブロ・アギラール選手らがあいさつ。佐藤賢次ヘッドコーチは「今季は天皇杯の2連覇とCSをホームで開催することができた」と振り返り、「皆さんの応援のおかげで素晴らしいシーズンを過ごすことができた。来季も日々努力しながら、チームを進化させていきたい」と、ファンに向けて感謝と決意を表した。
中原区在住の20代女性は「シーズン中と違う選手たちの楽しそうな表情が見れてうれしかった。来季こそ優勝してみんなで喜びたい」と話した。
藤井選手へ特別賞
チームは翌5日、福田紀彦市長にシーズン終了を報告。最優秀選手賞(MVP)を受賞した藤井祐眞選手へ、川崎市スポーツ特別賞を贈ることを発表した。