子ども向けフェス
ブレーメン通り商店街で
5月3日
地域の文化を学ぼうと、大戸小学校では6年生による菊栽培が恒例行事になっている。6月3日、今年も子どもたちが、地元の菊の愛好者グループ「下小田中菊花会」から指導を受け、苗植えを行った。
同校では、菊花会の協力で約30年前から毎年、6年生による菊栽培が行われている。花が咲く11月には、その一部が大戸神社で開かれる菊花展に出展され地域住民の目を楽しませる。
今年最初の授業となった同日、児童は、腐葉土と赤玉土などを混ぜ合わせる土づくりから体験。1人1鉢に土を入れ、苗を3つずつ植える作業を行った。また、苗が倒れないように鉢には支柱をさし苗と結び付けた。
参加した元久美涼さんは「苗を選ぶところが楽しかった。これから毎日水やりをしてきれいな花を咲かせてほしい」、加嶋航大さんは「鉢に支柱を刺すのが難しかった。大事に育てたい」と笑顔を見せた。
今後、子どもたちが毎日の水やりを担当し、指導を受けながら菊を育てていく。
同会会長の鹿島義久さんは「やってみると楽しいようで一生懸命苗植えをしてくれた。菊のことを学んでもらいながら、きれいな花が咲くようにサポートしていきたい」と話した。
5月3日
4月26日