江川せせらぎ遊歩道の小関橋付近に咲く100本を超える多種多様なアジサイは、10年以上ボランティアたちが管理している。7月1日から3日には手入れを兼ねた剪定(せんてい)イベントが行われ、公募で集まったボランティアら10人が参加して剪定体験と挿し穂づくりを楽しんだ。
3日は遊歩道の一角に、アジサイの挿し穂ブーケや、ペットボトルの花器を用いてアレンジした水中花などを展示。アジサイの樹形を美しく保ち、来年も花を楽しむためには花の剪定などの手入れが欠かせない。同イベントを主催する高津区の萩原勲雄さん(78)が、剪定や挿木について実演を交えて伝えた。萩原さんは「実際に体験してもらうことで、楽しみながらアジサイについて知ってもらい、花と緑と笑顔の和を広げたい」と話した。