2月16日開催の「Fashion Magic Festivalまちコレ2013」プロジェクトリーダー 秋山 裕貴さん 桜美林大学2年生 20歳
失敗して得た「雑草根性」
○…「期待に応えてやる」と気合が入る。生涯学習センター主催のファッションショーから「一般来場者を増やす為に、昨年までのコンセプトをがらりと変えたい」と桜美林大で集客ビジネスを学ぶゼミ生に依頼が来た。試行錯誤を繰り返しながら、『つながり』をテーマにした集客を企画する。「自分の知り合いから、またその知り合いへ。僕たちが築いてきたネットワークを駆使して、多くの人にファッションショーを楽しんでもらいたい」
○…サッカーが好きで、幼稚園の頃から始めた。小・中学校では部活に入り、高校ではフットサル。「負けず嫌い」はそこで培われた。観戦も好きで、地元のクラブチームから海外のチームまで追っかける「サッカーオタク」。そしてクラブ経営に興味を持つようになり、スポーツに関連する研究も学べるゼミに入った。「人気のゼミで倍率が高かったけど、他は考えられなかったですね」
○…挫折も味わった。教授や先輩から期待され、最初のイベントで「食料品の価格交渉」という重要なポジションを任された。しかし「ミス」をしてしまう。飲食店との交渉の中で、店主らはきちんとビジネスとして向き合ってくれていたのに、自分たちは『学生』だからと甘い気持ちでよく調べもせずに、企画書一枚渡して済ませてしまった。本気で怒られ、「有名なゼミに入ったという自負や、多少のプライドがあったが、それもずたずたにされるほど」だった。自分の甘さを知り、悔しさや怒りを自分に向け、本気で取り組むようになった。
○…今回のファッションショーではPRを強化することに。得意ではないファッションやデザインのことは専門的に学んでいる学生たちに託し、『つながり』を増やしていった。「仲間が増え、どんどん広がっていきイベントが周知されていく。まだイベント前だがすでに達成感を得ています」とほほ笑む。
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