一般社団法人町田青年会議所の新理事長に就任した 小峰 健嗣さん 下小山田町在住 39歳
人と人が交わり成長する
○…「多くのメンバーの”長”となるので、気が引き締まる」。これまで2年間、副理事長を務め、「終わってみれば、あっという間だった」と振り返り、新理事長に決まったこの半年間はしっかり準備してきた。「充実した1年になるように、メンバー、委員長とともに自主性を重んじながら、活動していきたい」と抱負を語る。
○…町田で生まれ育った。サッカーに熱中した学生時代だった。サッカーのきっかけはマンガ「キャプテン翼」。「小3の時に読んで、すぐにサッカークラブに入りました」と笑う。プレーを楽しむだけでなく、指導者としてもサッカーに関わった。高校・大学生の時は卒業した小山田サッカークラブのコーチを務め、「指導する立場になるとサッカーの見方が変わった。プレーだけでなく、協調性や自主性など人としても考えるようになった」という。
○…大学卒業後、不動産会社に就職。職場は吉祥寺で一人暮らしをしながら、働いていた。30歳を前に父親から何度も「帰ってこい」と連絡があり、32歳で地元に戻った。「畑仕事や家のことなど、手伝って欲しかったんですね」。しかし36歳の時に父親が他界。「最後に一緒に居られて良かったけど、まだまだ色々なことを教えてもらいたかった」
○…今年度の青年会議所のテーマを『心学』とした。「魅力ある心をそれぞれが持てば、自然に人が集まり、活動が生まれる」。人としての基本を忘れずに、心の成長を目指す。そして「他者から評価される団体になること」。自分たちだけで評価し合うのではなく、「外から素晴らしい」と思われるように「成長していかなければ」。現在は好きなゴルフもできないほど忙しい日々が続き、奥さんとも夜遅くに会う日が多いという。「自分が青年会議所を卒業するより前に嫁さんが先に、家庭を卒業しちゃいそう」と笑う。「色々な人と会い、互いに切磋琢磨して自分を成長させたい」
|
|
|
|
|
|