神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2018年7月19日 エリアトップへ

7月20日(金)、鶴川でブルガリア民族音楽の公演を主催する 石坂 史朗さん 東玉川学園在住 67歳 

公開:2018年7月19日

  • X
  • LINE
  • hatena

愛する国と妻に捧げたい

 ○…バラと豊かな自然があふれる東ヨーロッパの南の国、ブルガリア。神秘の歌声と呼ばれる歌、自分が愛した踊りと音楽、そして何よりも最愛の妻、ヌーシャさんの祖国がそこにある。国内各地でブルガリアの民族舞踊を指導し、日本ブルガリア協会の理事も務める。今年は日本とブルガリアの架け橋となる活動をしてきた妻ヌーシャさんの7回忌の年。彼女と親交のあった現地のプロたちを招き、地元でコンサートを開く。「数千年前の時代から受け継がれてきた伝統文化、その音楽の魅力を多くの人に届けたい」

 ○…19歳のときに民俗舞踊と出合う。迫力ある踊りや歌声、ときにエキゾチックに聞こえるリズムにすっかり魅了された。踊りを学びたいとブルガリアの首都ソフィアに渡る。1986年には国立プロヴィディフ芸術学校に入学。日本人として初めて同地の踊りの理論と実践を学び、日本国内に紹介する礎を築いた。

 ○…ヌーシャさんとは同じ舞踏団で学んだことがきっかけで89年に結婚。90年にはベルリンの壁の崩壊などで生活が一変した。ヌーシャさんは9歳から踊りを始め、ブルガリアンダンスの振付師で歌手。91年に来日すると教室を開き、夫婦で歌や踊り、そして文化を知ってもらう公演を開いて活躍した。

 ○…「耳で聴くというよりも体に染み込んでくる感じ」とブルガリアンヴォイスの魅力を語る。変化に富んだ独特のリズム、美しいメロディー。悲しみ、苦しみ、安らぎ、喜び、すべてを包み込むその秘密を伝えたい。「これまでさまざまな活動をしてきましたが、こうした公演も最後になるかもしれない」。ブルガリアの文化を伝えようとする後進も少しずつ育ってきている。二人が築いてきた道は間違いなく受け継がれ、未来へと続いている。

町田版の人物風土記最新6

小池 愼一郎さん

町田市教育委員会の教育長に先ごろ、就いた

小池 愼一郎さん

横浜市在住 62歳

5月2日

石井 康一郎さん

沖縄に伝わる演舞であるエイサーが披露される催しの実行委員長を務める

石井 康一郎さん

旭町在住 51歳

4月25日

川崎 哲哉さん

相原地区の一押しスポットを紹介するかるたの製作に取り組んだ

川崎 哲哉さん

相原町在住 61歳

4月18日

渋谷 りゅうきさん

町田市防災アンバサダーに就任したユーチューバーのメンバーである

渋谷 りゅうきさん

町田市在住 40歳

4月11日

hirocoさん(本名:関口裕子)

鶴川で朗読と歌唱のコンサートを今週末行う

hirocoさん(本名:関口裕子)

山崎町在住

4月4日

飯間 圭吾さん

町田市内の経営者らと今夏、地元産ビールの醸造所を兼ねた店舗を開く

飯間 圭吾さん

原町田在住 39歳

3月28日

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook