「遊団地」の音楽ライブイベントの取りまとめ役を務める 古山 宏樹さん 本町田在住 40歳
音楽を通してにぎやかし
○…町田生まれ、町田育ちのメンバーとともに4年ほど前から「町田出港バンド」を組み、チンドン太鼓を担当。宮城県の出身だが、22歳で上京し何度か転居した後に町田に暮らして15年ぐらいになる。大学から始めた音楽。ドラムや和太鼓などを叩いてきた。「昔からお祭りや民謡といったものが好き」。きっかけはロックだったが、さかのぼるうちに音楽の原点である打楽器系のルーツミュージックにたどり着いた。
○…バンドのコンセプトは民謡、ラップ、レゲエを織り交ぜながら「地元を盛り上げる」。町田の唄を歌い、地域のイベントに顔を出す。「町田には面白い人が多い」と感じる。それがミュージシャンであったり、個人経営の店であったり。だから「音楽を通して勝手に応援したり、にぎやかしたりしながらメンバーと一緒に楽しんでいる」
○…生まれ故郷は海と山が近い、自然豊かなところ。四人兄弟の一番下。好きな音楽、楽器との出合いは姉や兄の影響が大きい。実家は兼業農家。宮城県の農大を出て、町田市の農業研修も受けるなど、農業への関心も高い。「農MUSIC農LIFE RECORDS」として、農業と音楽と人をつなげることを目的にした活動もしている。
○…「遊団地」への参加は前回に続いて2回目。今回はイベントの一つである音楽ライブのまとめ役も担う。出演者は地元を中心に音楽活動している人々に声をかけた。「やっぱり自分たちの街の祭りは自分たちで盛り上げたいじゃないですか」。昔はライブハウスでも演奏した。でも今の自分たちの音楽は人々が集う場所で、盛り上げるツールとして演じることだと思っている。主役じゃなくていい。チンドン屋さんの太鼓のように、多くの人の注目を集め、引き立て役になれたら本望だ。
|
|
|
|
|
|