神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2021年8月19日 エリアトップへ

初となるアガサ・クリスティの法廷劇に一人芝居で挑む ホースボーン由美さん(本名 竹川 由美) 能ケ谷在住 

公開:2021年8月19日

  • X
  • LINE
  • hatena

人生は舞台。人は大根役者

 ○…”世界一小さなシェイクスピア劇場”を主宰する姉の渡邉優子さんのもとで、原作を脚色し舞台を演出して主演を務める。名前につけたホースボーンには演出家として駆け出しのころに「どこの馬の骨ともわからない」という自虐の意味を込めた。今回、初の公演となる英国ミステリーの女王アガサ・クリスティの法廷劇に思い切って一人芝居で挑む。

 ○…東京・恵比寿に生まれ、姉と一緒に「ごっこ遊び」に明け暮れ、漫画家を夢見る少女は小学生のときに見た宝塚に憧れた。「背が高かったので中・高校の演劇部では男役を買って出た」。劇団四季の観劇がきっかけである俳優に夢中に。高校卒業後に同劇団の研究所に入り、一緒の舞台に立つ目標も叶えた。劇団で3年を過ごした後はダンスの道へ。ニューヨークへも行き、所属した集団では「バックダンサーとして聖子ちゃんやトシちゃんの後ろで踊っていました」と懐かしむ。

 ○…26歳で結婚し、2人の子を育てていた期間は母親業に専念。子どもの手が離れたころ、姉の誘いでロンドンを旅してロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの公演を見て心に火が付いた。「本場の『マクベス』に衝撃を受け、本当にやりたかったことがわかったんです」。シェイクスピア専門の劇場を開いた。

 ○…マクベスの名言「人生は舞台。人はみな大根役者」を地で行く。行動力の塊のような性格で人生を切り開いてきた。2年前から現在の場所に拠点を移し、定期的に公演を行う。「思えば高校生のとき、現代を舞台にしたマクベスの脚本を書き、演じたことが原点かも」。大きな舞台に立ちたいとは思わない。「昔のアングラみたいに、小さくてもどこよりも面白いシェイクスピアを演じていきたい」

町田版の人物風土記最新6

鈴木 志歩さん

街を代表する商店会の1つである町田仲見世商店街の会長に就いた

鈴木 志歩さん

町田市在住 49歳

5月23日

飯島 保彦さん

町田市消防団の団長に先月、就任した

飯島 保彦さん

相原町在住 58歳

5月16日

小池 愼一郎さん

町田市教育委員会の教育長に先ごろ、就いた

小池 愼一郎さん

横浜市在住 62歳

5月2日

石井 康一郎さん

沖縄に伝わる演舞であるエイサーが披露される催しの実行委員長を務める

石井 康一郎さん

旭町在住 51歳

4月25日

川崎 哲哉さん

相原地区の一押しスポットを紹介するかるたの製作に取り組んだ

川崎 哲哉さん

相原町在住 61歳

4月18日

渋谷 りゅうきさん

町田市防災アンバサダーに就任したユーチューバーのメンバーである

渋谷 りゅうきさん

町田市在住 40歳

4月11日

あっとほーむデスク

  • 5月16日0:00更新

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook