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町田版 公開:2021年11月25日 エリアトップへ

町田工業高校 初のeスポーツ大会開く 中学生に自校をアピール

教育

公開:2021年11月25日

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同好会メンバーと顧問たち
同好会メンバーと顧問たち

 都立町田工業高校(前田平作校長)のeスポーツ同好会が11月28日(日)、地域の中学生に向けた初の大会「第1回eスポーツ町工杯」を開く。都内工業高校の中で唯一、「総合情報科(コンピューターを活用し、技術やモノづくりを学ぶ専門学科)」がある高校ならではの強みとして、進路を考える中学生に自校をアピールする狙いがある。

 ゲームの対戦を競技化した「eスポーツ」。世界規模で広がりを見せており、国内でも賞金を懸けた大会が多数開かれ、プロゲーマーという職業も存在する。同校のeスポーツ同好会は昨年冬に当時の2年生(現3年)5人で発足。3年生が引退した現在は1・2年生15人が所属し、主にフォートナイト・ロケットリーグ・ぷよぷよなど対戦ゲームの練習や大会参加を行っている。

 同好会初の主催大会は家庭用ゲーム機「スイッチ」の人気ゲーム「スマッシュブラザーズSP(=スマブラ)」のトーナメント戦。開催にあたっては、市内公立中学校にチラシを配布し、学年問わず興味のある生徒の参加を呼びかけた。顧問の嘉数(かかず)盛貴教諭によると、当初は校内向けの大会を考えていたが、対外的に自校をアピールできる良い機会だとして地域の中学生が競技者として参加できる大会に決定したという。部長の豊間根(とよまね)光さん(2年)は「自分たちは参加者のサポートや司会進行などの運営に回ります。上手な人を見つけられたら嬉しい。この大会を継続し、例えばサッカー部や野球部で強豪校の名前がパッと出てくるように、『eスポーツと言ったら町工』と言われるようになりたい」と意欲を述べた。

 当日は視聴覚ホールに巨大スクリーンを設置し、保護者などが観戦できるようにした。嘉数教諭は「部への昇格も視野にある。今後も主催大会を増やせるよう、組織として結束するスタートにしたい。しかし内容はゲーム。生徒たちにはしっかり文武両道を指導していく」としている。

テストプレイを行うメンバー
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