町田市議会の第39代議長に就任した 戸塚 正人さん 金森在住 41歳
もっと"地域に出る"議会に
○...「自分が生まれ育った町田のために働きたい」と25歳で市議に初当選。5期目の今期は自身が所属し、政党議員や無所属議員が所属する町田市民クラブが最大会派に。「市議会を行政のチェック機関としての本来のあるべき姿に-。第一会派としてやれることがある」と固く誓う。41歳での議長就任は町田で史上最年少だ。「町田市議会は全国的にも比較的若い。学ぶ姿勢を大事にして、若い力で進んでいきたい」と抱負を語る。
○...金森で生まれ育つ。ひまわり幼稚園、南第三小卒。5歳から始めた野球は、名門・東海大相模中・高や東海大でも続けた。現在はオフの日のソフトボールでその経歴を活かしている。大学を卒業し、営業の仕事に就いて3年後、市議を3期務めて市長選に挑戦した父や、父を応援する周りの人たちの声を受け、その背中を追った。
○...26歳で入会した町田青年会議所(JC)。2017年の町田JC設立50周年には、担当副理事長として記念イベントの企画立案や運営に奔走。芹ヶ谷公園の屋外コンサート成功の一翼を担った。38歳で第52代理事長を務め、100人を超すメンバーをまとめ上げた。「あの時の経験を生かすことができれば」
○...時の流れに寄り添いながら、10年、20年先を見据えた施策を講じ、「若い人が住み続けたいと思う町田にしたい」と力を込めて話す。「もっと外に出て、現場で地域の人の顔を見て、声を聞かなくては。行政も議会も」。市議になりたての頃に先輩に叩き込まれ、育ててもらった恩を、今度は自分が若い議員に返す番だ。リーダシップを取りながら、議会を取り仕切る。「やりたいこと、やらなければならないことがたくさんある」。やる気に満ち溢れる日々が始まった。
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