県自動車整備振興会足柄支部(65社・杉本憲巳支部長)のメンバーら23人が4月24日、東日本大震災で被災した宮城県石巻市へ軽自動車15台、バン2台、フォークリフト2台、50ccバイク2台と支援物資を届けるため出発した。
これは震災後の支部会で「県振興会本部では義援金を送っているが、支部でも独自に被災地支援をしないか」という杉本支部長の呼びかけに応え、会員たちが普段扱っている乗用車などを支援に充てようと、持ち寄ったことで実現。支援先は神山洋介衆議院議員に相談して、津波で公用車等が流され困っているという石巻市に決定した。
大井町中央公民館駐車場で行われた出発式には、同支部のメンバーをはじめ神山議員、杉本透県議、間宮恒行大井町長が出席。杉本支部長は「車両は市で使った後、必要な市民に差し上げてもらいたい。メンバーが見てきた現地の状況に応じて、今後の支援策を考えたい」とあいさつした。
また話を聞いた地元企業などから飲料水128箱、タオル3千枚、軍手5百組、ポケットティッシュ5千個、チェーンソー1台が寄せられ、提供車両と一緒に積み込んだ。キャリアカー3台とセフティーローダー、杉本県議を含むメンバーを乗せたマイクロバスの一行は、翌25日に宮城県に入った。仙台の軽自動車検査協会で名義変更を済ませてから、各人が石巻市役所まで運転して車両を届け、マイクロバスで帰還した。
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