地域から湧き上がった"祭再開""被災地支援"の思い TEAM開成馬力
東日本大震災の発生後、一時は中止が決まっていた『開成あじさい祭』。同祭を震災復興支援イベントとして再び開催に導いたのは、地域から湧き上がった”思い”の力だった。
今年の開成あじさい祭を牽引する『TEAM開成馬力』は、開成町飲食店組合、開成町消費者の会、開成町婦人会、足柄グリーンファーム、開成水辺フォレスト―スプリングス、開成町北部生産者の会、開成町商工振興会各部会や有志などにより構成されている。
3月下旬に祭の中止が決定した後、「祭が無くなってもアジサイは変わらず咲き、観光客も訪れる。花を楽しみにわざわざ開成町に来てくれた人たちをもてなしたい」、「被災地支援のために何かできることをしたい」等の思いをもった有志が動き、同様の思いを抱いていた諸団体に声をかけたことでチーム発足に至った。企画を出し合い「東北物産市」と「チャリティーフリーマーケット」の開催を決定。これまでに3回の会議を開き、イベント当日に向け準備を進めている。
本日6月4日(土)・明日5日(日)には、あじさい公園舞台棟で「チャリティーフリーマーケット」を開催。会場では新鮮野菜や花の販売、スーパーボールつかみ取りなども実施し、それぞれの収益金や募金箱から被災地支援に充てる。
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