足柄版 掲載号:2012年5月26日号
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津波の記憶を後世へ 松田町から陸前高田市へ石碑を寄贈

社会

石碑を披露する鍵和田会長(左)と島村町長
石碑を披露する鍵和田会長(左)と島村町長

 東日本大震災で津波被害を受けた岩手県陸前高田市の浄土寺(菅原瑞秋住職)境内に、松田町から津波到達地点を伝える石碑が寄贈された。町から相談を受けた鍵和田石材有限会社(同町神山・鍵和田崇社長)が製作費用一切を受け持つことを快諾し、揮毫は島村俊介町長、町が輸送と設置を担当することで実現。5月17日に、松田子どもの館から託された千羽鶴と一緒に同市へ運んだ。

 石碑の設置場所は、松田町が昨年11月に同寺境内に植樹した河津桜の木の下。津波が到達した同市内170Kmのラインに約1万7千本の桜を植えることで後世に伝えていこうという「桜ライン311」計画に、松田町が協力した際に植樹した場所の一つ。

 石碑は高さ59cm、幅50cm、厚さ18cm。真鶴産の小松石使用しており、設置した際に海岸の方向を向く面には「津波到達地点 2011年3月11日」の文字を、反対の面には「河津桜 平成23年11月6日 神奈川県松田町」と刻んだ。同社の鍵和田貢一会長は「津波の歴史を長く伝え続けるために、20年以上経っても艶が落ちない小松石を選んだ。被災地が立ち直るために、今後も石屋としてできる形で協力していきたい」と思いを語った。

千羽鶴も寄贈

 また石碑と一緒に「千羽鶴」8395羽も陸前高田市へ贈られた。

 これは松田山西平畑公園にある子どもの館の呼びかけで、1月から町内の幼稚園や保育園、小学校、中学校の児童やPTA、自治会、来館者などが折ったもの。同館の木口まり子さんは「被災地に対し、子どもたちでもできることはないかと千羽鶴を選んだ。復興を願い、大きく羽を広げた鶴を折ってもらっている。今後も継続して協力を呼びかけていきたい」と話している。

 震災の発生以降、戸羽太陸前高田市長が松田町出身という縁から同市へのピンポイントな支援を展開している同町。島村町長は「震災の記憶を風化させることの無いように、今後も支援や交流を深めながら”長いお付き合い”をしていきたい」と思いを述べた。
 

一緒に送られた千羽鶴
一緒に送られた千羽鶴

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