15年度から2校に 山北町立小学校が統廃合
山北町(湯川裕司町長)では検討を進めてきた町立小学校の統廃合について、2015年4月から、現行の3小学校(川村小学校、清水小学校、三保小学校)から、川村小と清水小の統合小学校(川村小用地に設置)と三保小学校の2校にすることを決定した。
町では09年に提出された「山北町立小・中学校統廃合のあり方検討会」からの最終提言書などを受けて、10年度に町立小・中学校統廃合実施基本計画(素案)を策定し、各地で説明会を開いてきた。中学校の統廃合は先行し14年4月から実施される。
学校再編で教育環境整備―山北町
山北町立小学校の児童数は、92年には1,125人だったが、20年後の12年は476人と、大きく減少している。12年度の清水小学校、三保小学校では、大部分の学年が10人にも満たない状況だった。
町では子供達の教育環境を整備するため、町行政改革推進会議等で調査・研究を進めてきた。統廃合案は1校案(川村小、清水小、三保小を1校に統合)と2校案(川村小と清水小の統合小、三保小)の2案により検討が行われた。住民合意のプロセスにおいて、地区説明会等を開き意見交換をするなかで、三保地区では通学時間の問題や地域振興への影響を心配する意見が多かったことなどから、2校案に決まった。
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