南足柄市社協 陸前高田へざる菊再び 義援金と共に届ける
南足柄市社会福祉協議会(岸俊男会長)が6月17日・18日、岩手県陸前高田市社会福祉協議会(熊谷光人会長)を訪れ、義援金などと共に近年、同市で盛んに栽培が行われている「ざる菊」を贈った。
今回届けた義援金は南足柄市社協が東日本大震災復興支援事業として、被災がれきを再利用した「ガレキーホルダー」と特産品の「板こんぶ」を陸前高田市から購入し、イベントなどで販売した売上金41万8千円と、南足柄市ボランティア協会の「リサイクルの会」(岩本廣子代表)が社会福祉大会で行ったリサイクル商品の売上金3万950円。リサイクルの会からはリサイクル商品2点も贈られた。
また、今回の訪問には南足柄市の矢倉沢地区などでざる菊を栽培している「矢倉沢里地里山会」の植田勇次代表も同行。植田さんからざる菊の苗約70株が届けられ、現地の菊愛好会のメンバーなどと協力して陸前高田市社協の敷地で鉢に植栽した。ざる菊は被災した土地を活用した花畑などにも植えられた。
「ガレキーホルダー」と「板こんぶ」の購入には県共同募金会からの交付金が活用されている。南足柄市社協の鈴木郁男事務局長は「ざる菊を贈り『花の交流』をすることで、被災地と南足柄市との間に人の交流が生まれる。未来へ続く支援につながれば」と話す。南足柄市から陸前高田市へは昨年10月にもざる菊が贈呈されており、花による交流は今回で2回目。
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