松田町寄宇津茂地区の「寄ロウバイ園」で、ロウバイが鮮やかな黄色の花を咲かせはじめた。見晴らしの良い傾斜地に約1500本のロウバイが植栽されている同園は、桜の時期に先駆けて賑わう観光スポット。見頃にあわせ、本日1月18日(土)から2月23日(日)まで「寄ロウバイまつり」が催される。
同園は荒廃地対策と地域振興を目的に地域の有志が整備し、2005年度に寄中学校の3年生が卒業記念樹としてロウバイを植栽したことが始まり。現在では町により園内散策路やトイレ、休憩施設等が整備されている。
期間中の開園時間は午前9時〜午後4時。入園料200円(15歳以下・障害者手帳等の交付を受けている人は無料)。会場では、地場農産物やロウバイで染めた布製品、地域の女性達による自家製こんにゃくや佃煮などを販売しているほか、食堂でうどんやみそおでん等の軽食も食べられる。
アクセスは、小田急線「新松田」駅北口から富士急湘南バス「寄」行で終点まで約30分。車なら国道246号線の交差点「寄入口」から約15分。無料駐車場(みやま運動広場)あり。駐車場からロウバイ園まで無料送迎車(土・日・祝日のみ)も運行する。
またロウバイまつりをPRしようと、町では小田原市在住の華道家・杉崎宗雲氏に依頼し、9日に小田急線秦野駅と海老名駅の構内にロウバイのディスプレイを設置した。今月末には小田原駅と小田原ダイナシティにも置く予定。町担当課では「青空と黄色く可憐な花のコントラスト、清々しい香りに早春を感じられる寄ロウバイ園に、遠方からも多くの人が足を運んでもらえれば」と話している。
問合せは、松田町環境経済課【電話】0465・83・1228。
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