「未病を治す」に24億円 県西活性化、まずは道路から
神奈川県は一般会計1兆8650億円となる2014年度予算案のうち、「未病を治す」をキーワードにした「県西地域活性化プロジェクト」の推進に24億7000万円を計上した。
「未病を治す」とは、黒岩祐治県知事が県西地域の自然や食材の魅力を生かし、発信することを目的に掲げたプロジェクトで、今年度の成長戦略の一つ。
予算案では「未病でつなぐ地域の活性化」として県西2市8町の連携を目的とした道路整備に主眼が置かれている。南足柄市と箱根町を結ぶ県道731号(7億8000万円)、都市計画道路金子開成和田河原線(足柄紫水大橋の東側区間・6億3500万円)、同穴部国府津線(1億5100万円)、広域農道小田原湯河原線(3億6000万円)などがそれにあたる。
「未病を治す」取組みとしては啓発・普及が主。昨年末、県や2市8町、各種経済団体等で立ち上げた活性化推進協議会で具体的施策にしていくことになる。
なお、その他県西地域に関連した主な事業としては、開成町のあじさい公園脇の農業用水に設置される小水力発電設備整備(3700万円)、8月に神奈川県を含む1都4県で開催される高校総体(2億6300万円)、小田原養護学校の耐震補強工事費用など。
小水力発電は、出力は1350ワット。建設後は開成町に有償譲渡される。公園にはLED街灯も7基設置される予定で、町では昼は売電、夜は街灯の電力として使用する意向。高校総体は県内で8種目を開催予定。小田原アリーナで剣道が、箱根の登山道で登山競技が行われる。
県議会は週明けの11日(火)から予算委員会が開かれる。採決は25日(火)。
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