町の民話を紙芝居に 生涯学習センターで発表会
大井町に伝わる昔話を紙芝居にする「おおい!ふるさと紙芝居」の2作目が完成し、6月25日(水)に大井町生涯学習センターで発表会が開かれる。
紙芝居のタイトルは「赤坂の袖切り神」。同町上大井にある「ヨミの赤坂」と呼ばれる坂にまつわる話を題材に、A3サイズ10枚にまとめた。
町から依頼を受け、制作に取り組んだのは、元同町教育委員長の清水幸子さん(70・同町金子在住)と町文化財保護委員の宇田川聖一さん(79・同町金子在住)。文章と構成を清水さん、宇田川さんが絵を担当した。
清水さんは「言い伝え自体は短いものなので、史実に照らして当時、赤坂を往来していた人たちを登場させてストーリーを作りました。子どもから大人まで幅広い人に紙芝居を見てもらい、大井町に伝わるお話を知ってもらいたい」と話す。宇田川さんは「物語に登場する『袖切り神』は怖いものではなく坂を守る神様ということで、恐ろしい雰囲気ではなくファンタジーな描写を意識しました」と制作秘話を語る。
「おおい!ふるさと紙芝居」は、町の魅力を再発見しようと2012年から町が行っている事業。昨年7月に1作目の「狐に化かされた話」を発表している。
発表会は25日、生涯学習センター第1・2会議室で午後1時30分から3時30分まで。紙芝居披露の後には、大山街道にまつわる伝説と昔話についての講話も行われる。町外の人も参加可能。
問い合わせは同町生涯学習課/【電話】0465・83・5409へ。
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