足柄上地域全体の観光振興を目的に組織されている「あしがら観光協会」(会長は湯川裕司山北町長)が、1977年の発足以来初めてとなる日帰りモニターツアーを3月1日(日)に開催する。
今回のツアーでは大雄山最乗寺での特別祈祷と座禅体験、精進料理の昼食をメーンに、参加者が選択した各市町の観光スポットへタクシーで向かう。
ツアーは(株)リクルートホールディングスへ事業委託する形で開催し、あしがら観光協会が約60万円の費用を負担することで、参加者の支払う旅行代金を軽減している。
同協会には足柄上地域の1市5町の自治体をはじめ商工会、JA、公共交通機関など15団体の会員と、観光協会や地元企業など11団体が賛助会員として参加していて、会員からの会費で運営している。
これまでは足柄上地域の魅力を紹介する観光マップやガイドブックなど、紙媒体を中心に年2回のペースで情報発信を行ってきたが「情報発信だけでなく実際に足を運んでもらおう」と初めて企画された。事務局では「今回のツアーで寄せられた意見を今後の取り組みに活かしていきたい」と話している。
各市町の体験メニューは次の通り。▽松田町/まつだ桜まつり会場でハーブのリース作り▽開成町/瀬戸屋敷のひな祭りとニンジン収穫▽中井町/「江戸民具街道」の見学▽大井町/「四季の里」でピザ焼きと里山散策▽南足柄市/「おんりーゆー」で湯治体験▽山北町/中川温泉で「美人の湯」めぐり。
モニターツアーの締め切りは2月26日(木)まで(先着順)。各体験コースの最少催行人数は6人。
問い合わせはぽけかる倶楽部お客様センター/【電話】03・5652・7072へ。
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