足柄地域の茶畑で新茶の収穫が始まり、4月29日には南足柄市を中心に約100アールの畑でお茶を栽培する菊地敏春さん(52)の畑でも今年初めての足柄茶の収穫が行われた。
神奈川県農協茶業センターの茶業運営委員会副委員長を務めている菊地さんは、今年のお茶の出来について「霜の被害もなく、3月の雨と4月下旬の高い気温のおかげでお茶にとって良い天候の条件が揃っている。日本の産地の中でも今年の神奈川のお茶は天候に恵まれた。新茶の味と香りをぜひ味わってほしい」と太鼓判を押す。
菊地さんの畑では、今年から遮光性の高いシートで茶樹を被い、直射日光を遮ることでお茶の甘味や香りを引き出す「かぶせ茶」の栽培も試験的に行っている。「かぶせ茶」は玉露のような甘味と香りが楽しめるお茶として昨年から茶業センターも商品化して販売しているお茶。
県農協茶業センターでは今年、例年並みの約140トンの集荷を見込んでいる。足柄茶の新茶は5月5日から茶業センター直売所などで販売が始まっている。
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