小田原食品衛生協会(花田亮会長)は2月25日、湯本富士屋ホテルで脳血管疾患について学ぶ講座を開催した。
市民の1日の塩分摂取量が多い小田原市は、脳出血や脳梗塞などによる死亡率が高く、県内19市の中でもワースト3の常連。講座は、脳血管疾患についての理解や予防につなげてもらおうと、市が同協会に委託。昨年から医師会や保健福祉事務所などの協力を得て行われている。
講座は参加費1000円ながら、富士屋ホテルの北村雅之料理長による減塩メニューの試食があるとあって、予約でいっぱいに。応募予定数を上回る110人が参加した。
北村料理長の減塩メニューはスープやサラダ、揚げ物など。小田原市が目標とする1日の食塩摂取量(8・0g)や現在の摂取量(11・1g)を大きく下回るわずか0・6g。それでも「素材の味がよくわかる」、「(ドレッシングなど)新たに味をつけなくても食べやすい」など参加者は感心しきり。「塩を使わずに香辛料や柑橘で」「ドレッシングはサラダ全体にかけるのではなく、添える」などのコツに、時折ナイフやフォークの手を止め、熱心に聞き入っていた。
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