要救助者を想定した隊員を抱えヘリに収容した
県西地域の２市５町を管轄する小田原市消防本部が５日と６日、山北町世附地区で横浜市消防局の航空隊と合同救助訓練を実施した。訓練は西丹沢での救助活動も担う小田原市消防本部が毎年実施している。
この日は、山岳救助の指定を受けた隊員が要救助者を発見し、救助ヘリの出動を要請して誘導、収容するまでの一連の流れを安全に行うことを確認した。
参加した隊員は救助ヘリの構造などを学んだあとに丹沢湖がある世附地区で実践さながらの訓練を実施。要救助者に見立てた隊員を担架に乗せるなど手順を確認していた。
西丹沢では昨年は一度もヘリの出動要請がなかったが一昨年は６件あった。事故自体は増加傾向にある。
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