足柄版 掲載号:2018年10月27日号
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三保の家かやぶき屋根 40年ぶりふき替え まずは半分、11月末まで作業

文化

ふき替え工事が進む三保の家
ふき替え工事が進む三保の家

 山北町神尾田の古民家「三保の家」で、40年ぶりとなるかやぶき屋根のふき替えが始まった。11月末までに屋根の半分を新しいカヤにふき替え、2カ年で全面をふき替える予定という。

 三保ダムの中央部にある丹沢湖記念館に隣接する三保の家は、ダム竣工に合わせて1978年に現在の場所に移築された。

 水没時に88世帯あったダム西側の世附地区で江戸時代後期に建てられた合掌造りの民家には1973年まで渡辺文雄さんが暮らしていた。89年には「かながわの建築物100選」にも指定された。

焼大地区から同時期に移築されたあぜ倉造りの納屋と三保の家の二棟は、この場所で静かに三保の歴史を伝えている。

 管理する県企業庁によると前回の大規模屋根修繕は1994年までさかのぼるが、当時は屋根の表層面の補修で、全面ふき替えは移築当時の40年前までさかのぼる。

 工事を請け負う東海林工(株)(山北町中川)の一級建築士・岡部昭一さん(63)は、ダム竣工時の移築にも携わった。「三保の家」となった渡辺さん宅は、世附で解体されて現在の場所に移築された。古民家の風合いを保つために新しい部材に色をつけた、ともいう。

 今回の工事発注額は約2千万円で残りの半分は新年度予算の議決を待って着手する予定。企業庁の担当者は「当時の三保を象徴する建物であり今後も大切に維持していきたい」と話している。
 

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