新型コロナウイルス感染拡大に伴う悪質商法や詐欺が全国各地で横行しており、今後、特別給付金が支給されることを前に松田警察署でも警戒を呼びかけている。
「新型コロナウイルスに感染してお金が必要」「コロナウイルスの関係で還付金や助成金がある」「コロナの検査キットを送る」という前兆電話やメールの受信が県内でも報告されている。
また、「水道管にウイルスがついている」「コロナはマイナスイオンで消滅する」と意味不明な説明をし、「市役所、町役場から委託を受け、点検に来た」と語り、業者を名乗る者が自宅を訪れるケースもある。しかし、これらはすべて詐欺で十分な注意が必要だ。
松田警察署管内では5月18日現在、新型コロナに関する詐欺被害は発生していないが、今年3月に息子を語る者から「ウイルスに感染し、入院してお金が必要」という前兆電話がかかっている。現在、国民1人あたり10万円が支給される特別定額給付金に関する申請書類が行政から各家庭に送付されていることに便乗し、詐欺犯の手も強まることが予想される。
警察では【1】市役所、町役場がATMの操作を依頼すること、【2】受給にあたり手数料の振り込みを求めること、【3】メールを送付してURLをクリックして支払いを求めることなどは「絶対にない」とし、金銭に関する電話や不審な人が訪問してきた際は警察に通報、相談することを求めている。
松田警察署生活安全課では「マイナンバー、暗証番号、通帳、キャッシュカード、口座番号等は見知らぬ人に絶対に手渡さない、教えないことを徹底し、不審に感じたときはすぐに警察に連絡してほしい」と注意を呼びかけている。問い合わせは松田警察署【電話】0465・82・0110へ。
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