新型コロナウイルス感染防止のため、マスクを着用して過ごす日々が続く。8月に入り、連日最高気温が30度以上の真夏日になる日が続くことから、小田原市消防本部では熱中症への警戒を呼びかけている。
今年は関東地方の梅雨明けが13年ぶりに8月にずれ込んだ影響で7月は例年に比べれば過ごしやすい日が続いた。
しかし、梅雨明けと同時に、最高気温が連日30度以上となるなど、まさに本格的な夏の到来で、熱中症への厳重警戒が欠かせない。
小田原市消防本部の調べによると、例年、足柄上地域1市5町の救急搬送数は8月に入ると、急増するという。今年の熱中症での救急搬送件数は、6月6件、7月5件に対し、8月は5日の時点ですでに3件上る。梅雨明け後が一つ分岐点となることから今後もさらに増加すると想定されている。
消防によれば、今年は日常的なマスク着用に加えて、外出を自粛する人も増えると予想され、屋外だけでなく、屋内でも熱中症リスクが高まっているという。「水分補給やエアコンの適切な利用を忘れないで」と話す。
環境省と厚生労働省でも新型コロナ対策下における「熱中症予防行動」を作成している。【1】暑さを避ける【2】適宜マスクを外す【3】こまめに水分補給をする【4】日頃から健康管理をする【5】暑さに備えた体作りする。こうした対策の徹底が必要な夏となりそうだ。
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