内閣府はこのほど、松田町を優れたSDGs(エスディージーズ)(持続可能な開発目標)の取り組みを提案する地方自治体として、「SDGs未来都市」に選定した。県内では横浜、鎌倉、川崎、小田原、相模原の5市が選定されているが、町村では初めて。
SDGs未来都市は、SDGsの理念に沿った取り組みを推進しようとする都市・地域の中から特に経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を選定するもの。今年度は全国から31都市が選定された。
松田町は「 いのち”育み” 未来へ”ツナグ”進化”つづける”故郷 」を実現するという将来ビジョンを掲げ、充実した交通網や豊かな自然、森林資源などを活用して、総合計画における各種施策を推進するための取り組みを提案。
町の最上位計画である総合計画には、SDGsの理念を取り入れ、「松田版SDGs」として各施策に関連性を持たせた。また、取り組み推進には分野横断的な取り組みが不可欠とし【1】コミュニティの更なる活性化【2】コンパクトで住みよいまちづくりの推進【3】地域資源のブランド化【4】次代の育成、女性・高齢者活躍の場づくりを戦略として設定した。
選定されたことで、国による各省庁の支援施策に対する助言や国内外への成果の発信などが期待される。本山博幸町長は「これまで2回提出し、不採択が続いていたが、第6次総合計画の策定にあたり、いち早くSDGsの理念を盛り込んで策定していたので光栄。町民、議員、職員はじめ関係者皆さんの力があればこそで、これからその大きな責任を胸に、未来に向けた先駆者にふさわしいまちづくりを進め地域を盛り上げていきたい」と話した。
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