第64回神奈川建築コンクールの表彰式が11月15日に横浜市の神奈川県民ホールで開かれ、住宅以外の建築が対象の「一般建築物部門」で開成町庁舎が最優秀賞を受賞した。
コンクールは神奈川県の建築文化・技術の向上を図り、魅力あるまちづくりを推進しようと、県と県内12市が主催。第64回となる今年度は過去4年間に完成した建築物を対象に、優れた建築物の建築主・設計者・施工者を表彰。一般建築物部門は69件の応募があった。
審査は企画力、設計力、施工力のほか、既存建築物の有効活用、環境、景観、福祉、防災に対する配慮などが総合的に判断された。
開成町庁舎は、あじさいをモチーフにした木格子ルーバーの「あじさいパネル」をはじめ、親しみやすい存在としてのデザイン的工夫、地球温暖化対策のシンボルとしてのコンパクトな建築、国内最先端の技術を駆使した「Nearly ZEB」の認証を得た点などが評価された。表彰対象は建築主の開成町、設計者の株式会社松田平田設計横浜事務所。
受賞を受けて開成町の府川裕一町長は「国内初のZEB認証庁舎として、整備を進めてきた中で受賞できたことは大変光栄なこと。今回の受賞を機に、更に多くの方に開成町を知ってもらいたい」と話している。
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