東京マラソン 尾崎選手が有終の美 ラストランで日本人トップ
力走を見せる尾崎選手（写真＝第一生命提供）
２月24日に開催された東京マラソンで、山北町出身でロンドン五輪女子マラソン日本代表の尾崎好美選手（第一生命）が日本人トップの２時間28分30秒で５位入賞を果たした。
尾崎選手は「マラソン人生の一区切りのレース」と、今大会を最後にマラソン競技の第一線から退くことを発表しており、その走りに注目が集まっていた。
レース序盤、強い向かい風に苦しみ、尾崎選手は先頭集団から遅れたものの、後半は粘りの走りを見せ、最終的には日本人トップでゴールテープを切った。
ゴール後、尾崎選手は「今日も沿道や一緒に走っている選手から多くの声援をいただき、ここで終わってしまうのかと思うと少し寂しい気持ちになった」と感謝を表し、「風が強くて途中から完走が目標になってしまった。最後まで楽はさせてもらえないな」と笑顔でラストランを振り返った。
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