開成小学校の児童4人が、8月6日に東京ビッグサイトで開催される「第49回交通安全子供自転車全国大会」に神奈川県代表として初出場する。足柄上地域から県代表が出るのは36年ぶり。
大会は子どもの安全な自転車利用や交通事故の防止を目的に、一般財団法人全日本交通安全協会と警察庁の主催で毎年開催されている。1チーム4人編成で、交通ルールなどの知識を問う学科テストと安全走行や技能走行の正確さなどをみる実技テストの成績を競う。全国大会には都道府県大会を勝ち抜いた47チームが出場する。
開成小チームのメンバーは渡邊快くん(6年)、佐藤里帆さん(同)、大浦理愛さん(同)、植松滉輔くん(同)の4人。昨年8月に開催された足柄上地域の地区大会で優勝し、今年7月5日に横浜文化体育館で催された県大会でも、県内から勝ちあがってきた20チームを抑えてトップの成績を収め、全国への切符を手にした。
チームの指導には、地域の主婦などからなる開成町交通指導隊(武藤さかえ隊長・17人)や地元駐在所の警察官・水野祥治さんと丸山正一さんがあたっている。全国大会までの期間は土日を除く毎日が練習日だ。武藤隊長は「初めての大舞台で緊張すると思うけれど、練習で学んだことを発揮して、県代表として頑張ってほしい」とエールを送る。
キャプテンを務める渡邊くんは、地区大会での個人成績が1人だけ10位以内に入れなかったくやしさをバネに猛練習を重ね、県大会で1位になった努力家。チームを代表し「(全国大会では)みんながやれるだけのことをやって、団体・個人の両方で入賞をめざしたい」と意気込みを語った。
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