有川さん（右）が作る杉玉は直径90ｃｍの大作
酒蔵の軒先につるして新酒の完成を知らせる「杉玉」づくりが８日、松田町の中澤酒造（株）（鍵和田茂社長）の駐車場で行われた。
杉玉は杉の葉を束ねて球状にしたもの。中澤酒造には社長の知人の有川格さん（67）が10年前から毎年、制作して届けている。
今回は杉玉づくりを学ぼうと、東京・武蔵小山で日本酒居酒屋を営む滝澤満さん（44）がスタッフを連れて、直径15cmのミニ杉玉づくりに参加した。滝澤さんは「以前、蔵見学に来た際に見て、店に飾りたいと思った。自分で作ることで、日本酒に対する思いも変わるかもしれない」と話した。
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