きょう8月1日(土)と2日(日)に南足柄市最大のイベント足柄金太郎まつりが開催される。前夜祭の金太郎ねぶたパレードには、初めて「みこしねぶた」が登場する。
1日午後6時20分からの金太郎ねぶたパレードでお披露目されるみこしねぶたは高さ3mほど。扇のかなめに山姥(やまんば)、その両脇に当地のシンボル金太郎が描かれている。
足柄金太郎まつりでは、全部で5基のねぶたが通りを練り歩くが、みこしねぶたが登場するのは今年が初めて。有志がみこしを担ぐ。
ねぶた絵師
今年の金太郎まつりに、みこしねぶたを取り入れることを発案したのは、小田原市在住の津軽ねぷた絵師、太田光陽さん(66)。
青森県弘前市出身の太田さんは、高校卒業後に上京。小田原を拠点に絵師として活動している。地域の祭り囃子グループ「雅伝十会(だでんつなしかい)小田原支部」で活動するなど、まつりとの縁は深い。
隣接する南足柄市の金太郎まつりにねぶたが導入されたことをきっかけに実行委員のメンバーと交流が始まった。昨年夏にはメンバーらと青森県五所川原市、弘前市、青森市のねぶた祭りを視察。五所川原と弘前で、子どもたちが担ぐみこしねぶたが台車に乗るねぶたを先導する様子を見て「南足柄でも」考えた。
絵とみこしの制作にはおよそ1カ月かけ、8月1日夜の出番を待つ。
パレード登場
足柄金太郎まつりは今日8月1日(土)午後6時に、大雄山駅前広場の相洋太鼓で始まる。金太郎ねぶたパレードは午後6時20分から午後8時。午後9時まで駅前広場を会場にお囃子や金太郎音頭で賑わう。
2日(日)は会場を富士フイルム辻下グラウンドに移し、夕日の滝で正午から行われるお水取りで祭りが始まる。午後2時半過ぎ、会場へのお水送り入場で開会が宣言され、ステージイベント(下記参照)などが始まる。
みこしねぶたは1日(土)の前夜祭のみの登場。2日(日)の金太郎パレードは、午後5時15分頃から午後7時半までの予定。
まつりに関する問い合わせは、南足柄市商工観光課【電話】0465・73・8030へ。
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