寺子屋を担当する教育課の鍵和田さんお菓子づくりの講師も務める
松田町で５日、小中学生向け学習講座「寺子屋まつだ」が始まった。町民から講師を募る初の試みで、お盆を挟み全９日間の日程で開講する。
開講に向けて町がボランティア講師を募集したところ、英会話、読書感想文、タブレットの使い方、書道、俳句・川柳、松田の文化・歴史、手芸、おやつ作り、電気工作の全９講座の開設が決まった。
７月中旬に受講者の募集を始めたところ１７７件の申込みがあり、今月５日にスタートした。
日程は８月５日から同８日までの前期と８月25日から同29日までの後期で、１日３〜６時限。１日１〜２時限の自習時間も設けた。
町教育委員会では「今年度は夏休み期間を利用した寺子屋として開催しています。子どもや保護者の意見を参考に将来的には土曜学習や放課後学習への取り組みにつなげたい。町民の皆さまと協力して地域ぐるみで子どもを育む仕組みを作りたい」と話している。
英会話を担当する主婦、石井道子さん＝同町神山＝は「ボランティアを募集していると聞き、ぜひ地域の子どもたちのために協力したかった。英語の楽しさをわかりやすく伝えたい」と話す。
各講座の日程は同町ホームページに掲載。各講座ともに当日の受付も可。８月29日（土）の英会話講座は一般の参加も可。会場は町民文化センター。問い合わせは学校教育係【電話】０４６５・８３・７０２３へ。
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