松田町は17日、町役場で小田原市浜町のほうとくエネルギー株式会社(蓑宮武夫社長)など3社と「エネルギー地産地消モデルの構築に関する協定書」を締結した。
協定により、町内の公共施設9カ所で、神奈川県内の再生可能エネルギーから発電した電気が優先的に供給される電力会社に順次切り替えるほか、松田町健康福祉センターと寄小学校に太陽光発電設備と蓄電池を導入する。設置にかかる費用は事業者が全額負担し余剰電力は売電できるため、施設の電気代が削減できる。さらに自立電源として活用できるため防災力の強化にもつながるという。
本山町長は2013年の町長選で二酸化炭素排出量を抑制する「スマートエコタウン構想」を公約のひとつに掲げていた。
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