南足柄市と小田原市との「合併」を考える会(渡邊紘治代表、会員33人)が3日、南足柄市文化会館小ホールで市民集会を開き、両市の合併に関心を持つ市民ら260人が参加した。
考える会は、南足柄市を拠点に活動する市民グループで今年3月に市民25人で発足した。4月に70人ほどの集会を開き、今回は2市協議会の委員や県議、現職市議4人も参加。前回の3倍以上に規模が膨らんだ。
集会には市町村合併に詳しい静岡大学の川瀬憲子教授と相模原市議会元副議長の野元好美市議を招き、合併についての知識を深めた。
旧藤野町が相模原市に編入合併した当時は町議だった野元市議は、旧津久井郡4町の住民や議会、首長がたどった合併までの経緯と合併から10年が経った地域の現状について解説。「合併してもしなくてもまちの将来を真剣に考えることが未来を創ることになる。次世代のために頑張って」と参加者にエールを送った。
会場に足を運んだ元議長の石田久良南足柄市議(75)=4期は「有意義な機会だった。こうした勉強会や意見交換会を積極的に開くよう行政にも求めていきたい」と話していた。
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