政策会議に出席する４人（上）、町長の名刺も作った（下）
大井町役場で１日、小学生が町長の仕事を体験する「１日子ども町長」があり、６年生４人が参加した。全国的にも珍しい、というこの首長体験は１年前の大井町ふるさと劇団（スベリー・マーキュリー座長）の旗揚げ公演がきっかけだった。
劇団員として出演した鎌田ひよりさん（上大井小６年）が当時の公演で間宮恒行町長に「町長になりたい」と夢を語ると、町長が「それならば」とアドリブで約束。公募で集まった鎌田さんを含む４人の「１日町長」が実現することになった。
朝礼で辞令交付を受けた４人は政策会議に出席。相和地域の活性化や整備予定の公園などについて担当課長にアイデアを提案し、視察や模擬決裁などを体験した。鎌田さんは「夢がかなうとは思わなかった。町長さんの大変さが少しわかった気がする」と話していた。
次なる夢は「女優」という鎌田さんは、８月18日（土）に生涯学習センターで開催される大井町ふるさと劇団の公演（入場無料。午後３時半から）にも出演する。
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