開成町の上島自治会が12日に開く、どんど焼きで、子どもたちによる川村囃子の太鼓演奏＝写真が３年ぶりに復活する。
関係者によると、どんど焼きに合わせて行われる子どもたちのお囃子は古くから地域に伝わる風習で、近年は子ども会が受け持ってきた。
加入者が減り、指導できる人が高齢化したため、一昨年からは録音のお囃子を流していた。
そうしたなか今年は、保護者の有志が音頭を取り小学６年生までの子どもを募り、集まった16人が昨年10月から稽古を続けてきた。もとは小学４年生から６年生の年齢制限があったため、今回集まった６年生もお囃子の経験はなかった。
子どもの頃にお囃子を経験した鶴田美雪さん（37）は、娘の美理さん（10）と息子の倫太郎くん（６）の稽古を見ながら「初めての割にはついていけている。子どもたちも同じことをしてくれて嬉しい」と話していた。
お囃子は午後１時から吉田神社で披露される。
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