松田町は、町制施行110周年の記念酒「純米吟醸松田美人」が完成し、5月1日(水祝)から中澤酒造(株)および町内の酒販店で販売する。酒米、仕込み水など原材料は全て松田町産。限定1500本。
「松田美人」は緑豊かな自然に囲まれた寄地区の遊休田で、町内外から集まった「寄ファン」が想いを込めて栽培した酒米「吟のさと」を、中澤酒造(株)が丹沢の清らかな水と熟練した蔵人の手で、心を込めて醸したという。
フルーティーな香味を持ち、軟らかく優しい味わいに仕上がっている。松田町の豊かな自然にはぐくまれた、名前通りの記念酒が誕生した。
酒米づくりに使用する農地には、耕作放棄地対策の一環として、担い手不足などの理由で現在は使われていない寄地区にある遊休田を活用し、地元農家の協力で田植えから収穫まで行った。「松田美人」の名は公募で決まり、町の美しい山、川、大地、文化などを表している。価格は1680円(税込)。
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