大井町内で8月20日、70代の女性が家電量販店の従業員を装った男性から現金1170万円とキャッシュカード3枚を騙しとられる現金手渡し型詐欺が発生した。
松田警察署の調べによると事件は同日の午後3時ごろに起きたという。家電量販店や銀行員を名乗る男らから「店であなたのカードが使われた」「自宅にある金は磁気を帯びていて使えない」といった嘘の文言を並べた電話が次々にかけられた。その後、午後4時頃に銀行協会職員を名乗る者が女性の自宅を訪れた際、女性は現金とカードを渡し、実際に銀行に電話で確認すると詐欺の被害が発覚したという。
松田署管内では、同様の手口の詐欺電話が頻発している。この日も南足柄市、開成町、松田町、山北町で同様の電話が複数かかっていた。中には片言の日本語で語りかけてくるケースもあったという。
また、開成町内では前日19日にキャッシュカードを自宅で手渡し、口座から現金110万円が抜き取られる事件が発生していた。
松田警察署生活安全課では、振り込め詐欺対策用電話の使用や装置の取り付けを促しているほか連日、防災無線で注意換気の放送を呼びかけている。同署担当者は「ここ最近の傾向を見るとこの地域が狙われていた。これから年末にかけて多発することが予想される。対策として留守電にしておくことはもちろんだが、電話で金の話をされたら詐欺だと思って注意してほしい」と呼びかけている。
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