(株)ジェイコム湘南・神奈川小田原局と南足柄市が9月13日、行政告知放送の再送信に関する協定を締結した。
南足柄市の防災行政無線で流される放送を、そのまま同社の専用子機端末に送り、端末のスピーカーを通して内容を聞くことができるというシステム。屋外放送では聞こえづらい地域・状況でも、同じ放送を室内で聞くことができるようになる。
端末の設置工事費は新規で5〜6千円で、利用料は月々300〜500円。設置から12カ月間は月額利用料金は無料で、解約時の撤去費用も無料だという。小型でキューブ状の端末は通常はAC電源、非常時は乾電池で駆動。AMラジオを聴取することもできる。
加藤修平市長は「風雨が強くて放送が聞き取れないこともある。実に有意義な協定で、きめ細やかな災害対策につながる」と話し、先の台風15号時には警戒レベル3で早めの避難を促したことにも触れた。
ジェイコムの久保田精一局長は「地域で必要不可欠の存在になりたい」と話し、安全・安心への配慮が最優先であることを強調した。同社は小田原市で同様のサービスを行っている。
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