相対の教育の例として指遊びを披露する井上氏
幼児期の子どもとのかかわり方などについて考える子育て講座（主催／開成町駅前子育て支援センター）が10月26日、開成町のパレットガーデン自治会館で開かれ、未就園児の子がいる保護者ら10人が参加した。
講座は例年、幼稚園等の入園準備が始まるこの時期に開かれている。講師は、開成町の教育長で前・開成幼稚園園長の井上義文氏が務めた。
町によれば、子育てについて学ぶことはもちろん、教育長と対話することで、町の教育に対する考え方を知ってもらう良い機会にもなっているという。井上氏は「幼児期の基本は急かさないことと述べ、良い経験、良い出会い、多様な活動といった花の種をまいて」と呼びかけた。また「子は親を見て、まねて育つ。後ろ姿の教育も忘れないで」と続けた。
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