新たに建てられた艇庫（提供）
山北町と公益財団法人・山北町環境整備公社が地域の観光振興に事業を進めてきたウオータースポーツ「スタンドアップパドルボード（ＳＵＰ＝サップ）」の艇庫「Ｓｕｐ Ｓｔａ 丹沢湖」がこのほど、丹沢湖近くに完成し、10月24日、同町の焼津駐車場で完成除幕式が開かれた。当日は湯川裕司町長ら関係者が出席し、ＳＵＰを収納する艇庫がお披露目されたほか、ＳＵＰを使ったデモンストレーションも行われた。
艇庫は延べ床33・84平方メートルの木造平屋建てで、更衣室を備える。ＳＵＰボードのほか、パドル、ライフジャケットも常備する計画だ。
町と同公社は県内広域水道企業団の提言を受けながら、地域振興につながる素材を検討してきた。山北町の観光資源の一つでもある丹沢湖を利用できないかと考え、近年、若い世代を中心に人気が高まっているＳＵＰを活用することにした。
湯川町長は「多くの方々にＳＵＰを体験いただき、今後は丹沢湖がＳＵＰのメッカになるように取り組んでまいります」と話していた。
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