南足柄市の自治会長経験者でつくる「南足柄自治会長オンブズマン」(込山勉会長)のメンバーが4月21日、市役所を訪れ「自然再生エネルギー(小水力発電)を活用した地域活性化に関する要望書」を加藤修平市長に手渡した。
要望書では、地域分散型、自然の循環系を活用した「循環型経済社会システム」の必要性について言及。南足柄市は「水・森林などの自然再生エネルギー資源に恵まれている」とし、地域住民や農業従事者、行政が協働し、経費や維持管理などの面から実現の可能性が高い、既設の農業用水路を使用した小水力発電で地域の電力を賄うのが地域特性に合っていると説明している。既に実証実験済で、蓄電できることも確認したという。込山会長は市に対し「ぜひお考えください」と話し、加藤市長は「皆さん方のアイデアを活用したい」と返答していた。
同オンブズマンは2011年に発足した市民団体。市政や議会の監視といった一般的なオンブズマンと異なり、防災や環境分野で市政に政策提言などを行っている。近年は地区ごとの防災マップの作成にも携わっているほか、一昨年末には、市役所近くの用水路で行った小水力発電実証実験の結果についても、市に報告するなどしている。
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