開成町と連携し、脱炭素に取り組む社会福祉法人一燈会がこのほど、同町の補助金を活用した太陽光発電システム導入を行った。町内の創・省・畜エネ設備の普及を目的とした補助金の活用は今回が第1号となる。
同法人は今年6月に「ゼロカーボンシティ創成パートナー企業」として町と協定を締結。今回は福祉用具レンタルなどを行うグループ企業、(株)ケア・ドゥが補助金活用で開成町みなみの「サウスヴィラ」に太陽光パネルを設置した。
建物屋上に設置されたのは340W出力のパネル36枚。一般住宅3軒分相当の電力が創出され、7割ほどを自家消費し、残量は湘南電力(株)へ売電されるという。
10月25日にはサウスヴィラで式典が行われ、山神裕町長や山室淳一燈会理事長、原正樹湘南電力社長が出席=写真。山室理事長は「地域と地球の環境に貢献できる事業。明るい未来のために引き続き普及に努めていきたい」と挨拶した。
「脱炭素」で企業連携を進める山神町長も「協定が実際かたちになったのかが重要で、補助金の初案件は大変心強い。ゼロカーボンの取り組みを今後も推進していきたい」と期待を語った。
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