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港北区版 公開:2011年3月24日 エリアトップへ

新羽高パティシエ部 お菓子づくりの腕磨く 全国でも珍しい“スイーツ”に特化

文化

公開:2011年3月24日

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▲プロの技を学ぼうと作業に見入る部員たち
▲プロの技を学ぼうと作業に見入る部員たち

 スイーツづくりに打ち込む高校生たち―。区内の新羽高校に、全国でも珍しい「パティシエ部」が存在する。週1回の活動ながら、お菓子づくりの腕を磨く高校生を取材した。

 3年生5人が先日卒業した今、1年生女子12人が所属する同部。常ににぎやかな雰囲気だ。基本的に毎週木曜が活動日。3グループ程度に分かれ、各自で作りたいスイーツのレシピを探し、これまでは主に同校の調理室で焼き菓子などを作ってきた。

 同部の設立は3年前。顧問の峰澤巧輝教諭が同校に着任した際、「もっと色んな種類の部活があればいいのに」と思ったことが発端だった。「もともと、個人的にスイーツが好きだったこと、そして新羽高校の周辺には比較的、個人のパティシエがやっている洋菓子店が多いという土地柄もあって、スイーツに特化した『パティシエ同好会』をつくりました」と峰澤教諭。翌年には部に昇格し、部員を増やしてきた。

 さらに活動の幅は広がっており、年に1回は調理の専門学校に出向いて、プロの技を体験することも。今月10日には国際フード製菓専門学校を訪れ、刺激を受けたようだ。

 先日卒業した3年生は、同部の創成期を支えてきたメンバーだ。その中には、製菓の専門学校に進学した生徒もいる。峰澤教諭は「この部活はキャリアの育成にもなる。今後は卒業生として、時には部活の指導に来てもらえたら嬉しい」と、教え子たちの旅立ちを祝福している。

 新年度には、新入生の獲得を目指していきたい考えだ。部長の江良瑞希さん(1年)は「後輩のためにも、お菓子のレパートリーを増やしていけたら」と意気込む。また、昨秋の文化祭ではパティシエ部としてマドレーヌや白玉などを販売し盛況だったことから、「来年度の文化祭でも、地域の人をはじめ多くの人に私達が作ったお菓子を味わってもらえれば」と話している。
 

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