港北区版 掲載号:2012年2月16日号

菊名の足、利用者増が鍵

「おでかけバス」が運行2年目

▲利用者からの「助かっている」という声がやりがいにつながっていると話す運転手の茂呂さん
▲利用者からの「助かっている」という声がやりがいにつながっていると話す運転手の茂呂さん

 菊名地区の周辺住民で構成される「コミバス市民の会」(入江勝通代表)が運営する「菊名おでかけバス」の運行が2年目を迎えた。坂道が多く、道幅も狭い菊名・篠原エリアに住む高齢者の外出支援などを目的に昨年スタート。住民の足と期待されるだけに、利用者の増加が課題となる。

 「コミバス市民の会」は2004年、自動車の排気ガス削減を目的に、車の走行減少を目指し創設。近年の少子高齢社会に対応するため、目的を当初の環境問題から、高齢者や子育中の保護者の支援につながる外出援助に変え、バスの運行を始めた。メンバーは主に、会社を定年した60歳以上で構成されている。

 同バスの運行ルートは菊名駅西口を発着点とし、篠原八幡神社、富士塚自治会館前などを経由、妙蓮寺のオーケーストア付近で折り返し、菊名駅東口、菊名6丁目のサミットストアなどを巡回する全長約7キロ。ルート内であれば自由に降りることができる。毎週火曜日のみ5便運行、年間費1000円で誰でも利用が可能だ(1回ずつ乗車料を払っての利用は不可)。

 バスの運転を担当する茂呂秀宏さんは「乗客から、助かっているという言葉をかけてもらうのが、やりがいにつながっている」と話す。利用する70歳代女性は「菊名駅近くの買い物は、バスに合わせて予定を組んでいる」と語る。

平均乗車人数は1・8人

 昨年1年間で214便を走らせ、388人が利用した。通常3人まで乗れる普通車を使用しているが、それを上回る場合は、バックアップ車を用意して対応している。しかし、1便当たり約1・8人の乗車数にとどまっているのが現状だ。

 同会では乗客数アップを課題として挙げ、活動の継続による認知度の向上のほか、将来的には、車の増便や新横浜や港北区役所などへの運行エリア拡大によるサービスの充実で利用者を増やしたい考えだ。

 地域交通に関するアドバイザーである「地域公共交通マイスター」の清水弘子さんは「行政に頼らないこのような活動が全国各地に広がっていくことを期待している」と話している。

 バス利用の申込み・問合せは同会矢部さん【電話】045・431・4208。
 

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