１７３年ぶりの金環日食 港北区内でも観測
厚い雲の隙間から少しだけ顔をのぞかせた
首都圏で１７３年ぶりとなった金環日食が21日、全国的に観測された。
区内はあいにくの曇り空となり、リング状に観察できたのは数秒程度だったが、金環日食が見られる午前７時30分前後には多くの人が道端や家のベランダから”世紀の天文ショー”を楽しんでいた。
当日、特別開放された太尾南公園には、登校前の子どもたちや親子連れなど２００人以上が来場。ビニールシートを敷くなどして、早い時間から日食グラスを片手に今か今かと待ちわびる姿が。厚い雲の隙間から太陽が顔をのぞかせると、来場者からは歓声があがっていた。
会場で娘と一緒に金環日食を楽しんだ谷あゆみさん（大倉山在住）は、「朝早かったので、お弁当を持参して食べながら見ました。雲が多くて残念でしたが、一瞬だけでも見えたので良かった。娘も楽しんでいたようです」と笑顔で話していた。
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