横浜市はこのほど、2013年度に市民から寄せられた「公害苦情」(注)件数を発表し、これによると港北区が126件と市内で最多となった。港北区は09年度165件、10年度147件、11年度138件、12年度119件と、5年連続で件数が市内で上位を占めている。
特に騒音、振動などに関する苦情は、各区の住宅着工戸数に比例して増加する傾向が見られ、港北区は同年3405件が着工となっており市内最多の苦情件数につながったと考えられる。
市内全体では、1201件となっており12年度比で18件と微増となっており、旭、戸塚、神奈川、鶴見、青葉、都筑、中、南区で平均値を超えている。
苦情原因の内訳を見ると「騒音」が449件と最多。中でも建設作業に伴う苦情が多く、これに対し市は、著しい騒音や振動が発生する特定建設作業の届出時に啓発パンフレットを配布するなど事前の対策を講じている。次に件数が多いのは屋外燃焼によるばい煙などの「大気汚染」の254件。市は13年度、苦情件数が多い横浜北部エリアの4区(港北・青葉・緑・都筑)で「屋外燃焼行為パトロール」を実施した。40日間の巡回を行い77カ所で同行為を確認。啓発チラシなどを配布し苦情の未然防止に努めた。その他、「悪臭」や「振動」「水質汚濁」などの苦情が市民から寄せられている。
市の担当者は「未然防止の取り組みを強化していくほか、迅速な対応で市民に身近な生活環境の改善に努めていく」と話している。
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