岸根町の県立武道館で5月上旬に開かれた「第63回関東高校柔道大会県予選」の団体戦で、港北区内から慶応高校が5位、日本大学高校が6位で予選を通過し、6月5日から茨城県で開催される関東大会への出場が決まった。
各校、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の5人が出場し、「勝ち」が多い方が駒を進めていくルール。県予選は42校が出場し、上位8校が関東への切符を手にした。
平均した力の慶応
慶応高校は3年生中心の編成。顧問の鏑木文隆教諭は「個々が平均した力のあるチーム」と分析する。2回・3回戦は5―0の全勝。山場となったのが、強豪・横浜高校戦。ここを勝利すると、優勝が狙える4位までの上位に食い込めたが、2―3で敗退。順位決定戦に回り、日大藤沢戦は2―2の内容勝ち、最終戦の日大には4―1で勝利し5位となり、7年連続の出場を決めた。キャプテンで副将を務めた林郁磨さんは「優勝が目標だったので、横浜高校に負けたのは本当に悔しい。関東は神奈川の代表という意識で頑張りたい」と強い決意を示した。
1、2年中心の日大
日大は先鋒を務める1年生の新井雄士さん、中堅で3年生の清水英輝さん以外は2年生で構成されている。
1・2回戦は4―1で危なげなく勝ち進んだが、3回戦の武相高校戦は大苦戦。2―1で辛くも逃げ切った形だ。この段階で3年振りの関東出場となった。顧問の金子伸一教諭は「武相戦が最大のピンチだった」と振り返る。順位決定戦では慶応に敗退したが、法政二高戦は3―1で勝ち、6位となった。中堅でキャプテンも務める清水さんは「仲が良いのが日大のカラー。力を合わせ、良い結果を狙いたい」と話していた。
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