神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2016年9月29日 エリアトップへ

大豆戸町に育児相談施設 マンションの一室活用

社会

公開:2016年9月29日

  • LINE
  • hatena
菊名駅徒歩約10分、マンション内にある同センター
菊名駅徒歩約10分、マンション内にある同センター

 港北区は今月1日、子育てに関する相談施設「横浜型児童家庭支援センター」を大豆戸町に開設した。育児不安などの理由から養育に困難さを抱える家庭などが対象。児童相談所や区役所とは異なる新施設として、相談窓口の裾野拡大が期待される。

 今回区が整備する横浜型児童家庭支援センター「ラ・コッコラ港北」は、児童福祉法に基づき0から18歳までの子どもに関する相談・支援業務を行う。「子どもとの関わりがうまくいかない」「身近に話を聞いてくれる人がいない」などの悩みに対し、社会福祉士など4人のスタッフが電話・来所相談を受け付ける(来所は要予約)。必要な場合は区役所などと連携し、適切な関係機関の紹介や情報提供を行う。

利便性を重視

 「1区に1施設」をめざし、2001年から順次開設している同センター。旭区を皮切りに、港北区は市内7例目となる。運営するのは、区内で特別養護老人ホームや小規模保育所を運営する社会福祉法人「千里会」(二宮浩理事長)。昨年度、横浜市の事業者募集に対し、5法人の中から選ばれた。

 同センターの特徴は、既存の6軒が児童養護施設内などに併設しているのとは異なり、菊名駅からほど近いマンションの一室に構えていること。「利便性が高く、家庭的で落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと話を聞くことができる」と同センター。開設から約1カ月。利用者はまだ訪れていないが、電話相談は随時受け付けているという。保護者と相談の上で必要と判断された場合には、子どものショートステイや休日預かりにも対応する。

窓口拡大に期待

 区では昨年度、育児関連の電話相談などが約1600件あった。内容は、主に乳幼児の発達や教育に関するもの。「市内最多の人口なので件数も多い」と区子育て支援課担当者は話す。今回新設されたセンターの事業内容は、従来の区役所や児童相談所、市が行っている電話相談などと基本的に変わらないが、「窓口が増えることで、子育てに悩む家庭の受け皿が拡大することを期待する」と同課担当者は話している。

 詳細はラ・コッコラ港北【電話】045・717・6740(住所は予約時に伝達)

港北区版のトップニュース最新6

障スポ大会で全国3位

フットサルFC ポルト

障スポ大会で全国3位

新横浜を中心に活動

4月25日

都市型SC「そよら」オープン

高田西

都市型SC「そよら」オープン

あす4月26日 セレモニーも

4月25日

横綱から「すもう場」

新横浜公園

横綱から「すもう場」

今年度中に完成予定

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

次世代太陽電池で連携

マクニカ

次世代太陽電池で連携

実用化に向け 県・開発者と

4月11日

「受け入れ拒否」経験44%

盲導犬使用者

「受け入れ拒否」経験44%

協会、23年対象に調査

4月11日

PCジャングル本店だからできる

中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート

https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook