港北区版 掲載号:2017年6月1日号
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師岡に新たな集いの場

社会

こども学習会発足

旧知の仲のように言葉を交わす参加者
旧知の仲のように言葉を交わす参加者

 師岡地区で地域住民らの新たな交流の場「師岡こども学習会」が設立された。子どもが気軽に集い、学習を通じて学生や大人と触れ合うことができる場。「地域の子どもたちのために何かできることを」。そんな想いが込められた取組みが始まった。

 「1立方メートルは何リットル?」「先生、やっぱり分かんないや」――。5月21日、師岡町会館には、児童の声が響いた。学校の宿題やドリル、漢字練習帳など思い思いの教材を開き、ボランティアの大学生らに学習アドバイスを受ける13人の児童ら。この日は4月に続く第2回でもあり、活気に満ちた時間が進んでいった。

 学習会は、師岡地区社会福祉協議会(社協)の活動の一つ。【1】子どもとのコミュニケーションの場を提供する【2】ひっとプラン港北(港北区地域福祉保健計画)の師岡地区計画の取組みに沿った活動をする【3】昨年竣工した師岡町会館の有効利用に伴い、それまでは少なかった子どもの利用を促す―との趣旨で設立された。子どもと大人が触れ合う時間が減少している背景もあり、推進員の今村妙子会長は「何か出来ることをしたかった」と振り返る。

 設立にあたっては、港北区社協に紹介された港北こども学習会の活動を見学した。学生ボランティアの募集では、大学を訪問しチラシを設置するなどし、子どもへの呼びかけは4千部のチラシを町内会に配布した。

 4月の発足時に登録された学生ボランティアは13人。第1回には11人の児童が集まった。「当日、子どもたちの顔を見られて嬉しかった。皆、元気が良くて」と事務局の坂田篤保さんは目を細める。7月には学生を地域の町内会役員らに紹介する予定。

 学習会は毎月第3日曜日(8月は休み)の午後1時〜4時。参加費は無料で事前予約制。第1部・第2部の学習サポートに続き、科学実験などの時間も設ける。終了後のミーティングで出た意見はすぐに生かす。2回目開催時に会場に辞書を並べたのも、5月度の科学実験にスライムづくりを行ったのも学生の発案。「人間関係の幅を広げたい」と参加した慶應義塾大学大学院2年の中村佳正さんは「子どもから積極的に声をかけてくれる。今後も続けたい」と明るく語る。

 運営支援を申し出る住民がいるほか、ノートの寄付もあるなど地域の支えも心強い。「学習会以外に気軽にコミュニケーションを取れる場もつくりたい。より多くの子どもの顔を見られれば」と今村会長。

 師岡地区社協の中山彪会長は「地域の皆が企画を発想するのは大切なこと」、師岡地区連合町内会の吉田博史会長は「大人と子どもの連携が地域のつながりとなれば」と、新たな取組みへの期待を口にした。

 問い合わせ等は、メール(【メール】morooka.hall@gmail.com)で。
 

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